こんにちは、山中です。
桜の季節も終わり、いよいよゴールデンウィーク☆
一年の中でも一番過ごしやすい季節
おこさんと旅行、レジャーにいかれる方も多いのではないでしょうか。
そこで こどもの日にちなんで…
こどもの歯のメインテナンスお話して行きたいと思います!
おとなの歯に比べてムシ歯になりやすいこどもの歯。ムシ歯になるまえに予防しましょう。
歯が生えはじめた時がフッ素の塗り時です。
ムシ歯になりやすいおこさんには、シーラントも有効です。
◇◆フッ素について◇◆
大きく3つの働きがあります。
①歯を強くする!
②自然治癒が可能な初期のムシ歯では、治癒を助けることができる!(再石灰化を促進する)
③ムシ歯菌を抑制する!
でも…
「市販のフッ素入り歯みがき粉で安心じゃない? 歯医者さんとの違いは?!」
A.フッ素の濃度が違います
低濃度のフッ素は主に再石灰化
高濃度のフッ素は主にフルオロアパタイトの形成(歯質強化)
に関与すると言われています。
「毎日のホームケア」と「定期的な歯科検診」の両方を行う事を推奨しています。
なかでも歯科医院の歯みがき粉は、フッ素濃度がきちんと明示されています。
乳歯が生え始めたらいつでもOKです。
最後の永久歯が生え始めるのが12~13歳頃ですから最低でもその頃までは続けることをおススメしてます。
◇◆シーラントについて◇◆
奥歯には溝があり、食べかすやバイ菌がたまりやすいです。
バイ菌が入らないようにフッ素の入った樹脂(シーラント材)でうめます。
特に6才前後で生えてくる6才臼歯は、完全に生えてくるまで乳歯があることで磨きにくいうえに噛み合わせの溝が深く、歯ブラシが当たりにくいため、虫歯になりやすいので歯科医院では勧めることが多いです。
これらの方法はいずれもムシ歯予防に有効ですが、「ムシ歯にならない歯」になるわけではありません。
ご家庭ではお父さんお母さん、大人のみなさんが仕上げみがきを行い、
食べたらみがく!ただしい食生活のリズムをつくってあげる!ことをおススメします。
楽しく歯みがきしてあげてください☆