こんにちは、山中です。

 

舌が白く(または黄色く)見えるのを舌苔(ぜったい)といいます。

実は、食べかすや細菌のかたまりで口臭にも影響を与えています。

とはいえ、舌苔は誰にでもあるもので、気にし過ぎることはありません。
無理に磨き落としてしまうと逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

舌が白くなると、舌をブラシなどで磨いて除去する人。
お心当たりのあるの方多いのではないでしょうか?

 

舌の粘膜は、顕微鏡で見ると、細い糸状乳頭が生えて丁度じゅうたんのようになっています。
そのため舌の表面はデコボコしており、舌苔(食べかすや細菌の塊)が溜まりやすい環境です。
もし、舌苔をきれいに取ろうとゴシゴシと磨いたなら、糸状乳頭を削り取ります。

そのため、舌磨きをおこなうと舌が角化し、かえって舌苔ができやすいということになります。
このように、舌磨きをしたことが逆効果になっている人が多いのです。

舌苔を除去するためには、「舌磨きしないほうがいい!」のです。

しっかり舌苔を落とそうと歯ブラシでゴシゴシ磨くことで口内を傷つけてしまい、細菌の数が増え、舌苔の増加につながります。
そうならないためにも、口内環境を上手くコントロールする正しいケアの知識が必要です。

◇◆舌苔の予防法◆◇

口や喉にある細菌を増えないようにしているのは唾液です。
唾液は、99.5%が水分ですが、残りの成分には、抗菌物質も含まれます。

そして、健康な人の場合に、唾液は一日に1.5~2リットルも分泌されるのです。
これだけの水で口や喉の汚れを洗い流しているわけです。このことによって、病気にもなりにくいし、舌も白くならない。

つまり舌をきれいにするためには、唾液をたくさん出すことが重要です。
白くなった舌をきれいにするためには、
「唾液をたくさん出すこと」
「口腔と喉を清潔にする」
この2つのことを実行することが大事です。

歯みがき、うがい効果的です☆

 

唾液

前回お話した「ドライマウス」症状も唾液不足によるものなので、その唾液の分泌を良くさせる方法を参考にしてみてください。
ドライマウス症状のある方、舌苔が白いケースも多いです。

 

また唾液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。
ストレスをためないようにすることも大切です。
唾液の働きをより効果的に引き出すためにもブラッシングも忘れずに☆

 

こんにちは、山中です。

 

冬が近づき、空気の乾燥しやすい季節になってきました。
朝起きると、お口の乾燥や喉の渇きも気になりますよね。
お口の中が乾燥していると風邪にかかりやすいだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

日常の生活の中で、口の乾きが気になったり、ふと口臭に気づいたりするとき、それは、「ドライマウス(口腔乾燥症)」のサインかもしれません。
ドライマウスは、なんらかの原因で唾液の分泌量が減って口の中が乾いた状態になる症状。

具体的に、ドライマウスになったらどんな症状があらわれるのでしょうか。

◇初期段階の症状◇
軽症のうちは、口の乾きによる「口のネバツキ」「食べ物が飲み込みにくい」「歯垢(プラーク)の増加」「口臭」という症状が見られます。

◇重度の症状◇
口の中の乾燥が原因で「舌のひび割れ」が起こったり、それにともなって「舌の痛みで食事がとれない」ような状態になることがあります。
「しゃべりづらさ」や「強い口臭」を感じるのもより重症なドライマウスの症状です。

ストレスや更年期障害、加齢、病気、食生活、薬の副作用等、様々な要因で唾液が減少し、ひどくなるとドライマウスになってしまうので日々のケアがとても大切です。

以下の項目で、3個以上該当するものがあればあなたもドライマウスかもしれません。

チェック項目

ドライマウス症状があるときの予防方法としては、よく噛むこと。そして、ストレスをためないようにすることが最も大切です。

 

ケア

その他にも、次のように行うこともおすすめです。

・小まめに水を飲む
(口の乾燥を防ぐほか、唾液の分泌を促します。)
・カフェイン、アルコール、ニコチンを減らす
(カフェインやアルコール、ニコチンは利尿作用があり、体の脱水状態になり、ドライマウスを引き起こします。取りすぎには注意が必要です。)

・マウスピース、閉口テープ、マスクなどで睡眠時の乾燥を防ぐ

「最近良く口が乾くな」と思ったら、予防をしてみましょう。
それでも気になる方は、放っておかずに病院の医師に診てもらいましょう。
受診する診療科は、歯科医院でもいいですし、口腔内科や口腔外科でも大丈夫です。

お口の健康のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください☆

こんにちは、山中です。

 

歯肉炎は口の中に歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が増殖することで、歯肉に炎症が起きた状態を指します。
歯垢は本来、健康的な口腔内にもあるものです。
しかし、歯垢の量が多くなると、口腔内の細菌バランスが崩れます。
結果、歯の根元の肉=歯肉に炎症が起こるという仕組みです。

 

◇歯周病との違い

歯肉炎は歯肉・歯茎の部分に炎症が起きる症状を指しています。
歯肉炎の段階では、歯と骨を結びつけている組織にまで影響はおよびません。
しかし、その組織まで悪影響がおよび、骨が溶け出し、歯肉炎を放置すると歯周病になります。
歯周病は歯を支える部分が溶けてしまい、歯がぐらぐらする病気です。
重度の歯周病(歯槽膿漏)になると、歯が抜けてしまいます。
歯肉炎になっても適切な治療・ケアをしていけば、歯周病を防ぐことが可能です。

見た目や症状だけで判断することは難しいため、歯科医院では「歯周ポケット検査」「歯の動揺検査」「プラーク付着検査」「レントゲン撮影」などによってどの段階の歯周病なのかを把握します。

歯周ポケット検査は、歯周ポケット(歯と歯茎の間にある溝)の深さを測る検査。歯周ポケットが深いほど、歯周病が進行しているということになります。
以下は目安ですが、深さが3mm以内であれば歯肉炎で、3mm以上になってくると歯周病の疑いが出てきます。

 歯肉炎

歯肉炎の治療で最も重要なステップは、歯磨きやフロッシングをした時の出血や、歯ぐきの腫れなど、初期段階の症状を無視しないことです。
これらの症状が現れたら、早めに歯科検診を受けることをお勧めします。
初期の軽度の段階の歯ぐきの病気は予防することができます。
治療ではなく、予防で歯医者さんに通って、健康な歯とお口を保っていきましょう!

こんにちは、山中です。

 

小さい子どもの歯ってとっても白く感じませんか??

小学生くらいのお子さんのいる方、
子どもの歯が生え替わったとき、乳歯は白かったのに、生えてきた永久歯が黄色っぽく感じませんか?

 

歯の色は、永久歯と乳歯を比べると、誰でも永久歯の方が黄色いです。
歯の一番外側の部分をエナメル質といいます。
エナメル質は、中の象牙質(そうげしつ)という部分を覆っています。
この象牙質はエナメル質に比べて黄色っぽい色をしています。
乳歯より、永久歯のほうが象牙質の厚さがあるので、それが透けることによって、黄色っぽく見えるのです。
特に、乳歯と永久歯が混在しているときは、永久歯の黄味が目立ってそう見えてしまうのでしょう。
だんだん生え変わった永久歯が増えてくれば、気にならなくなることが多いようです。
永久歯本来の色なので安心ください。

永久歯乳歯ちがい

 

ただし、前歯の永久歯が黄色くなる原因として考えられるものに「エナメル質の形成不全」があります。
エナメル質は歯の表面を覆っている部分で、軽度なら表面が黄色っぽかったり茶色い部分があったりする程度ですが、症状が強い場合には、へこんだり穴が開いたり欠けたりすることがあります。
なかには、エナメル質がほとんど形成されなくて、象牙質がむき出しの状態で生えてくる場合もあります。

エナメル質形成不全があっても、ごく軽いものであればあまり深刻に考える必要はありません。
ただし、歯の強度が弱いため、虫歯にもなりやすく、虫歯になると進行が速いので注意が必要です。

 

生え変わりのお子さんの歯で、もし心配な場合には歯科医院を受診することをおすすめします。

永久歯は一生付き合っていくもの。しっかりケアして大切な歯を守っていきましょう!

歯君

 

こんにちは、山中です。
明日11/8は「いい歯の日」です。
「いい歯の日」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」推進の一環で日本歯科医師会が制定しました。

痛くならないと歯医者に行かないという人は、これを機会に健診はいかがでしょうか?

歯を失う原因の第一位は歯周病と言われており、健康な歯を維持するためには歯周病のケアが不可欠です。
自覚症状が出にくい「歯周病」、サインを見逃しやすい症状の一つです。
成人(30~60代)の約8割は歯周病と言われています。
静かに進行するため、気づいたときにはかなり悪化していることも少なくありません。
手遅れにならないよう、 歯ぐきの色や状態は毎日チェックしましょう。
下記の項目で一つでもあてはまる場合は、 早めに歯科医院を受診しましょう。

歯周病 

 

いい歯とはどのような歯のことをいうのでしょうか??
虫歯がなく、口腔機能に問題がないこと。
日々の生活をいきいきとさせてくれる健康な歯です。

効果的な歯磨きの方法やセルフチェックの方法など、歯周病予防に必要な正しい知識を身につけて、いつまでも健康な歯を保ちましょう!

 

明日は、歯と口の健康を考える「いい歯の日」。
この機会にぜひ、歯医者さんとともに実践する適切なセルフケアを身につけましょう。

お口の健康で気になることがありましたら、お気軽にご来院ください☆

お待ちしております。

 

118

こんにちは、山中です。
みなさま審美治療ご存じでしょうか?

 

審美治療とは・・・

歯の変色が気になる方、銀歯を白い物に変えたい方、歯の形を整えたい方のための治療です。

「美しく見える」ことはもちろん、「よく噛める」「よく話せる」といった正しい機能によって、お口の健康や心身の健康を増進し、本当の意味の“美しさ”を長く保ってゆくことを目的としています。

審美治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。
また、治療に使用する素材(レジン、セラミック、金属など)によっても費用が異なります。
お口の症状や患者さんが希望する治療結果などにより、「セラミック治療」と「ホワイトニング」など、複数の治療法を組み合わせて行うこともあります。
担当医としっかりと相談し、事前に治療法(治療費)を確認するようにしましょう。

 

しかし、虫歯や歯周病の治療と違い、審美治療はどの歯科医院でも受けられるわけではありません。
診療科目に審美治療がある歯科医院でしか受けられないので、事前に歯科医院のHPなどで診療科目をチェックしましょう。

 

 審美治療

 

◆◇審美治療での素材について◇◆

 審美治療素材

 

審美治療で使用する材料には様々なものがありますので、ご希望やご予算に合わせ、お話をお伺いしながら、使用する材料を決定しています。

当院では歯をキレイにするだけではなく、歯の健康も考慮した最善の治療法を探していきたいと考えております。
お口の健康で気になることがありましたら、ご相談だけでもお気軽にご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております☆

こんにちは、山中です。

実は、虫歯は、子どもでは減っているものの、大人では減っていません。
しかも年齢を重ねると自覚のない虫歯が増えるといいます。
「痛くないから虫歯はない」という考え方、ちょっと危険です!!

 

歯ブラシが届きにくい歯の溝のほか、過去に治療を受けた歯の詰め物の周囲には「二次う蝕(再発虫歯)」、歯と歯茎の際目には「根面う蝕(根元虫歯)」が発生しやすくなります。

 

usyoky

◇◆「二次う蝕(再発虫歯)」

過去に虫歯を治療したときに入れた詰め物やかぶせ物と歯の間に隙間ができ、菌が入り込んで発生します。

◇◆「根面う蝕(根元虫歯)」
加齢や歯周病によって歯茎が下がり、歯の根元の象牙質が露出することで歯の根元にできます。

 

二次う蝕は数回に渡る治療により神経を取り除いた歯である確率が高く、痛みを感じにくい虫歯です。
根面う蝕は歯茎が下がって露出した歯根に発症するため、ある程度、高齢の方に特有。虫歯の深さの割には痛みを感じにくい特徴があります。
また、歯の詰め物やかぶせ物には寿命があるため、定期的に歯科医院を受診することをおすすめします。

 

*****虫歯なりやすさチェック*****
1.歯磨きは1日一回以下
2.間食やだらだら食べることが多い
3.甘いものをよく食べる
4.口の中がよく乾く
5.歯並びが悪い
6.歯周病がある
7.かぶせ物や詰め物が多い
8.しばらく歯医者に行ってない

上表のチェック項目は、当てはまる数が多いほど、虫歯になる可能性が高くなります。
歯みがきが1日1回以下だったり、間食やだらだら食べることが多かったりすると、歯に歯垢(プラーク)がつきやすくなります。
口の中がよく乾く場合、唾液不足が考えられます。唾液には殺菌作用があるため、不足すると虫歯菌が住み着きやすくなります。
歯並びが悪かったり、歯周病で歯茎が下がっていたり、歯と歯の間に隙間ができていたりすると、磨き残しをしやすくなります。
歯のかぶせ物や詰め物が多いと、虫歯を再発しやすくなります。

 

大人の虫歯の特徴は「見えにくく、気づきにくい」ことです。
しばらく歯科に行っていないと、気づかないうちに虫歯になっている可能性が高くなります。
これらに当てはまる場合は、虫歯を早く見つけるためにも、歯医者さんで定期検診を受けましょう。

当院でも患者さんのお口の中をすみずみまで、チェックし、虫歯や歯周病、嚙み合せのチェックを行います。お気軽にご来院ください☆

teiki

こんにちは、山中です。

フィッシャーとは、歯を噛み合わせた時に上下の歯が触れる面の溝のことです。

そこで、虫歯になってしまう前に歯の溝をフッ素の入った樹脂(シーラント材)で埋める方法が“フィッシャーシーラント”です。
フィッシャーシーラントは虫歯になる前に治療するため、歯を削る必要がありません。
また、材料に含まれるフッ素が徐々に歯に取り込まれることにより歯のエナメル質を強化し、強い抗菌力によって虫歯菌の活動を抑制するという大きなメリットもあります。

シーラント

◇◆治療の流れ◆◇

①機械のブラシを使って歯の溝をきれいに掃除する
②超音波を用いて更に掃除する
③溝の中にシーラントを流し込み、光を当てて固める

 

歯の表面が滑らかになるため、歯垢や食べ物が詰まりにくくなり、歯磨きもしやすくなります。
シーラントをした歯は、していない歯に比べると、4年以上で60%も虫歯予防効果があることが研究結果でわかっています。
特に6才前後で生えてくる6才臼歯は、完全に生えてくるまで乳歯があることで磨きにくいうえに噛み合わせの溝が深く、歯ブラシが当たりにくいため、虫歯になりやすいので歯科医院では勧めることが多いです。
フッシャーシーラントをして歯磨きをしやすくし、虫歯予防に力を入れることをおすすめいたします。

虫歯になる前にご相談だけでもお気軽にご来院ください。

キッズスペースもありますのでお子さまとご一緒でも安心です☆
スタッフ一同お待ちしております。

キッズ

 

こんにちは、山中です。

10月に入り、「スポーツの秋」が到来しましたね。

週末はお天気が不安定ですが、その後秋晴れが続き過ごしやすくなるといいです!

スポーツの祭典といえば、2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。

オリンピック開催に向け、「タバコのないオリンピック」の実現が各地で求められています。

 

タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。

実際のところ、歯にはタバコによる影響はどの程度あるのでしょうか?

 

◇◆虫歯にかかりやすくなる
喫煙者は非喫煙者と比べて約3倍も虫歯になりやすいのです。
タバコを吸うと自律神経の働きにより唾液の分泌が落ちます。
唾液が減ってしまうことで、口の中の細菌を洗い流す作用(自浄作用)が弱くなり、虫歯の原因となる歯垢が溜まりやすくなります。
また、唾液には初期虫歯を修復する再石灰化作用というのがあります。
その効果も期待できなくなるため虫歯が発生しやすくなります。
タバコに含まれるタール(ヤニ)はベタベタしているため、歯垢がその部分に停滞しやすくなるため虫歯の原因となります。

 

◇◆歯周病を発症・進行させる
タバコを吸うと、ニコチンや一酸化炭素の影響により、血行不良、免疫力低下が起こり、歯周病を発症・進行させやすくなります。
また、歯茎を硬くして出血もしにくくなるため、歯周病に特有の症状を隠してしまい、気づいた時には手遅れになっていることも少なくありません。

 

◇◆歯が汚くなる
ヤニが歯にこびり付くと、なかなか取れず歯が汚く見えてしまいます。
また、こびりついたヤニは有害物質を周囲に放出し続けます。

 

◇◆口臭がひどくなる
タバコの独特の臭いに歯周病が加わると、口臭を周囲に撒き散らすことになります。

 

◇◆歯茎が黒くなる
タバコによりビタミンCが破壊され、歯茎にメラニン色素が沈着してどす黒くなっていきます。

 

◇◆粘膜の病気や口腔ガンを起こす
口の中の至る部分の粘膜に有害物質が作用し、粘膜の病気やガンを引き起こします。

 

◇◆味覚異常を起こす
唾液の減少により舌の表面に舌苔が付着しやすくなり、味がわかりづらくなります。

たばこ歯周病

禁煙をすることで、お口の中の病気のリスクを大幅に下げることができるだけでなく、味覚も正常になって食事も美味しく感じられます。
またタバコから身近な人の健康を守ることもできます。

「大切なひとだけでなく、その周囲を守る」ため、積極的に禁煙をおすすめします。

お口の健康で気になることがありましたら、お気軽にご来院ください☆

こんにちは、山中です。
一昨日の十五夜はあいにくの曇り空でしたが、雲の隙間からたまに見えるお月さまを見て、子どもたち「うさぎがいる!」と大騒ぎ。
こういった季節の行事大切にしていきたいですね。
10月に入り、一段と朝夕の寒暖差を感じるようになりました。
みなさま体調を崩されたりしていませんか?
疲れがたまったりすると、免疫力が低下し、お口の中でも様々なトラブルが起きやすくなります。

 

今回は歯垢と歯石についてお話したいと思います。

それでは、歯垢(しこう)と歯石(しせき)違いわかりますか?
同じものかと思っていらっしゃる患者さまが多いのですが。。。
半分当たりで、半分不正解です。

簡単に言うと…
歯垢は歯に付着した柔らかい汚れ。別名「プラーク」とも呼ばれています。

歯石は歯に沈着した硬い汚れ。

歯垢は歯ブラシで取ることができますが、歯石になると歯ブラシでは取ることができません。

実は歯垢はたった2日で歯石になってしまいます!!
つまり歯みがきでみがき残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなって歯石ができてしまうのです。

歯垢

「石」という字の通り、歯石はとても硬く、いったんついてしまった歯石は歯ブラシでは取ることが出来ません。
日常の歯みがきでは完全に歯垢を除去することは困難なため、どんなに歯みがきをがんばっても、歯石は少しずつついてきます。
放置すると歯石はどんどん硬く、そして増え続けます。
歯石の表面はデコボコしているために、歯垢がつきやすく、細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して、歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させます。
歯垢の付着を防ぐには、飲食後の、口腔内のケアと食べ残しや、飲みのこしを口の中に残さないこと。
飲食後の口腔内のケアに注意してください。
詳しくは以前の「歯周病について~予防編~」をご参考にしてください。

歯石に変化する前に、上手に歯垢を除去することが重要になります。
歯垢、歯石のつき方は食事の摂り方、ブラッシングのしかたによって変わってきます。
なるべく間食をせず、糖分を摂りすぎないということに注意し、正しい歯磨きの仕方を歯医者さんで一度教えてもらうこともおススメです。

こういった体調を崩しやすい時期にこそ、お口のクリーニング、メインテナンスをしてしっかりお口のケアをしていきましょう☆

 

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