歯周病のメインテナンス

2019年11月18日

こんにちは、山中です。

歯周病は、日本人の成人の80%が感染しているという報告もあります。
歯を失う原因の4割は歯周病によるもので、虫歯よりも多い現状です。

歯失う原因

歯周病の主な原因は、お口の中にいる細菌で、うがいだけでは除去する事が出来ません。
また、きちんとブラッシングが出来ていないと、歯垢や歯石が溜まり、その中にいる細菌が繁殖して歯肉に炎症をおこし、進行が進むと歯を支えている骨まで溶かしてしまい、放っておくと歯が抜けてしまう怖い病気です。
しかも、痛みがないので、初期段階であれば、自覚症状が殆どありません。

「歯肉が腫れている」、「歯ぐきから出血する」というような自覚症状が出た時には、歯周病が既に進行しているケースが少なくありませんので、「自分は大丈夫」と考えず、歯周病検査を定期的に受ける事が大切です。

 

歯周病は自覚症状の出にくい病気である一方で、自分でケアをすることによって、ある程度コントロールできる病気でもあります。

まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それを“ためない”、“増やさない”ことが基本です。

そのためには、

1. 正しい歯磨きの方法を毎日実行することです。
歯の表面を歯垢の無い清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。

2. 歯ぐきの中まで入り込んでいる歯石を完全に取り除き、炎症をひき起こす細菌を徹底的に除去することです。

3. 傷んだ歯ぐき・骨を治療して、健康に近い状態にすることです。

4. 健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けることです。

 

◇◆歯みがきのポイント◆◇

1日1回でもいいので十分に時間をかけて歯垢を完全に取り除くほうが歯周病の進行を防ぐ効果が高いとされています。
これは、歯垢は完全に除去されると、再び増殖するのに24時間以上かかることが分かってきたからです。
毎食後に歯みがきを行うことができれば理想的ですが、短い時間の歯みがきで完全に歯垢を取り除くのは困難です。
1日3回、歯みがき粉をたっぷりつけ、短い時間の歯みがきは危険です。
歯みがき粉は清涼剤が入っている為、口の中がすっきりしますが、早く口をすすぎたくなるので歯みがき時間が短くなり、磨き残しを作る原因になりやすいのです。
回数よりも、1日1回でも5分以上、できれば10分くらいかけて歯みがきを行うようにしましょう。
座って歯みがきをすると、比較的長く磨くことができます。

 

「予防歯科」といって、定期的に歯や歯茎の状態をチェックしてもらうことにより、虫歯や歯周病を予防することも可能です。
歯周病は進行すると治療も難しくなり、身体への悪影響も及ぼします。

一番大切なのはあくまでも歯みがきですが、頼れる歯科医院を見つけて定期的なメンテナンスもおススメします☆

 

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