口内炎になったら
2019年4月10日
こんにちは、山中です。
口内炎ができると痛みがあり、食事をするのでさえ憂うつです。
痛みがひどければ、「たかが口内炎…」と軽く扱うことはできません。
口内炎ができたらまずは口内環境を清潔にすることを心がけてください。
具体的な方法としては、きちんと歯磨きをすることがあげられます。
一日3回丁寧に歯を磨けば十分かと思います。
うがいも効果的ですが、刺激の強いマウスウォッシュは使わないようにしましょう。
歯科医院で処方してもらえるアズノールうがい液などには炎症を鎮める作用があるので、口内炎にも効果的な場合があります。
また、口内炎の原因はさまざまです。
入れ歯などがお口のなかにあたって粘膜が傷ついて炎症ができるもの、歯の詰め物などによるアレルギー反応によるもの、カンジダという真菌が原因になるもの、などがあります。
最も多いのは、明確な原因が分からない「アフタ性口内炎」と呼ばれるもの。
ストレスや栄養の偏りも一因と考えられ、この場合、大きな心配はいりません。
熱いもの、辛いものなど刺激の強い食べ物を避け、睡眠を十分にとるなど規則正しい生活を心がけましょう。
口腔粘膜によい食事、皮膚や粘膜を守るビタミンB2、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB6、Cを摂取をすることも早期回復、予防につながります。
食べ物からすべてのビタミンを摂るのが難しい場合にはビタミン剤を活用しましょう。
口内炎はそのままにしておいても1〜2週間で自然に治ってしまいます。
2週間を目安に改善する様子がなければ、歯科口腔外科・耳鼻咽喉科・皮膚科などを受診しましょう。
口内炎がよくできる、症状が長引いているなど気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください。