歯根嚢胞(しこんのうほう)とは
2018年3月8日
こんにちは、山中です。
『歯根嚢胞(しこんのうほう)』という歯の病気をご存知ですか?
歯の根の先に膿がたまる病気のことを言います。
あまり知られていませんが、実は一般的によくある口の中の病気です。
神経が死んで時間が経つと根の先に歯根嚢胞(しこんのうほう)という膿の袋ができます。
症状が無いことも多く、知らぬ間に大きくなってしまうこともあるのです。
もし放置すれば、細菌の感染が広がり、我慢できないほどの激しい痛みや腫れに見舞われることもあります。
◇歯根嚢胞の症状◇
・歯茎に白いおできのような物が出来る
・歯茎から膿が出続ける
・噛むと痛い
・歯が浮いた感じがする
・急に歯茎が腫れ激痛が出る
・頭痛がある
上顎の奥歯に歯根嚢胞ができると鼻の空洞(副鼻腔・ふくびくう)に近いために、細菌が副鼻腔に入り、頭痛が出ることがあります。
痛みや腫れの症状が無いことも多いので、上記であてはまる項目があった方は歯科医院で健診をしてもらうことをおススメします。
歯根嚢胞は早期発見・治療が何よりも大切です。
歯根嚢胞の多くは治療した歯から起こります。
神経近くまで進んだ虫歯、神経を取った後の歯などです。
そして歯根嚢胞を作らない秘訣は虫歯にしないこと、丁寧な治療をしてもらうことです。
お口の健康で気になることがありましたら、お気軽にご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております。