歯周病について~予防編~
2017年7月18日
こんにちは、山中です。
歯周病は初期段階で気づくことで、自宅での「セルフケア」で改善できます。
◇セルフケアでできることとは…
歯周病の原因は歯と歯ぐきの境目にたまった歯垢の中の細菌です。
よってこれを確実に取り除く「プラークコントロール」を修得することがとても大切です。
プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。
以前の記事「正しいブラッシング」ご参考にしてください☆
歯と歯の間、歯の一番奥の部分、被せ物やブリッジが入っている部分など、歯ブラシだけでは汚れが取りにくい部位があります。
そんな場所には歯間ブラシ、 部分みがき専用歯ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)を使うことをおススメします。
これらの歯ブラシや補助清掃器具の選択法、正しい使用法については、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
歯磨き以外にも次のことで歯周病のリスクファクターを取り除くこともできます。
◇食生活に気をつける
だらだら不規則に食べない。歯垢のつきやすい甘い物、軟らかい物の過剰摂取に気をつけましょう。
とくに夜寝る前に甘い物を食べたり飲んだりする習慣のある人は歯周病が進みやすいことが分かっています。
◇喫煙をなるべく控えるかできれば禁煙する
喫煙は歯周病の進行を急速に進めることが分かっています。
◇鼻呼吸を習慣づける
口呼吸になっている人は細菌数が多くなっています。
◇かみしめ、食いしばりをやめる
歯や歯ぐきを痛める事があります。
◇歯科で定期的に歯石を除去してもらう
不安な場合は歯医者さんで歯のクリーニングをしてもらい、磨き残しの部分をきれいにしてもらうこともできます。
「予防歯科」といって、定期的に歯や歯茎の状態をチェックしてもらうことにより、虫歯や歯周病を予防することも可能です。
歯周病は進行すると治療も難しくなり、身体への悪影響も及ぼします。
一番大切なのはあくまでも歯みがきですが、頼れる歯科医院を見つけて定期的なメンテナンスもおススメします☆