痛いと感じたら早めに歯科医院へ
痛いと感じたら
早めに歯科医院へ
「治療が痛そうで怖いから」と、虫歯をそのままにしていませんか?
削るときのキーンという不快な音、治療自体が痛そうという印象があり、歯科医院から足が遠のいていませんか?虫歯は放置していても、治る可能性はほとんどなく、初期の段階であれば簡単な治療で終わるケースがほとんどです。虫歯が悪化しないうちでの治療をおすすめいたします。当院では、なるべく痛みや不快を感じないように治療を行っています。
虫歯の原因について
一番多い原因は食べカスの磨き残しです!
食べカスをきちんとブラッシングできていないことから、歯に汚れが溜まりプラーク(歯垢)が発生して虫歯になります。
虫歯
虫歯になりやすいところは?
虫歯になりやすい
ところは?
歯と歯の間(歯間)
歯ブラシがしにくい歯と歯の間はデンタルフロスや歯ブラシを使用して、汚れを取り除くようにしましょう。
奥歯
歯ブラシが届きにくい場所は、虫歯になる事が多いです。しっかりと磨けるようにブラッシングを行いましょう。
歯並びが悪い
歯並びがよくないと、そのための凹凸によって磨き残しが多くなります。
ブラッシング指導を受け、磨き残しが多い箇所を把握し、丁寧な歯磨きを心がけましょう。当院では、患者さんの意志で、定期的に歯科医院に通う必要性を正しく理解していただき、患者さん自ら積極的に治療や予防、そしてセルフケアしたいと感じていただくことを目標としています。
古くなり隙間などがある詰め物の下
古くなり隙間などがある
詰め物の下
虫歯は、歯を削り詰め物やかぶせ物などをして、治療をすることがほとんどです。そのため、歯と治療をした境目には、汚れが溜まりやく、そこからまたむし歯になってしまうことがあります。また、年月が経つほど、その境目には溝ができやすくなります。
子どもの歯
子どもの歯は、大人の歯よりエナメル質が薄く虫歯になりやすいのが特徴です。
親御さんが仕上げ磨きをして、チェックすることをおすすめします。
虫歯の進行具合について
虫歯の進行具合
について
虫歯は少しずつ進行していきます。初期段階(CO)であれば、削らずに治療を行うことが可能ですが、それ以上に進んでしまうと削らなければならないことがほとんどです。
歯は一度悪くなってしまうと、元の状態に戻らなくなってしまいます。早い段階で発見し、治療を行うことが望ましく、定期検診を受けるなどしてなるべく初期の段階で治療する心がけが大切です。
虫歯の進行具合について
虫歯の進行具合
について
COの虫歯
フッ素入り歯磨きを使い再石灰化させることが可能です。
しかし、自覚症状がほとんどないため、歯科検診を受けていないと気付くことが少ない虫歯です。
C1~2の虫歯
「歯がしみる」などの自覚症状があります。虫歯をきれいに取り除き、詰め物を行います。
C3の虫歯
虫歯が神経まで達している状態です。自覚症状として激しい痛みなどがあります。
根管治療を行い、歯の根の奥まで達している虫歯菌をきれいに取り除き、虫歯の大きさに合わせ、詰め物や被せ物の処置を行います。
C4の虫歯
虫歯が歯の根元まで進行し、歯茎から上の歯がほとんどなくなっている状態です。
根管治療を行い、被せ物を行いますが、虫歯菌が深いところまで進行していると、場合によっては抜歯が必要な場合もあります。
痛みの少ない虫歯治療
痛みの少ない
虫歯治療
表面麻酔
針を刺すときには、どうしても痛みを伴います。そのため、表面麻酔を行い痛みを和らげます。表面麻酔を歯肉に塗りしばらくすると、感覚がなくなりますので、針を刺すときの「チクッ」とする痛みが少なくなります。
電動麻酔の使用
麻酔液を注入する際の器械です。麻酔の針も非常に細く、麻酔液を注入する際も時間はかかりますが、一定に注入されていきますので、痛みや不快感を大幅に軽減できます。
根管治療について
根管治療は、虫歯菌が歯の神経まで進行してしまった場合に行う治療方法です。
歯の根の部分を特殊な器具を使用し、虫歯菌をきれいに取り除いて被せ物をします。
時間がかかりますが、しっかりと治療を行えば抜歯をする必要がなくなります。
治療後の詰め物や被せ物について
治療後の詰め物や
被せ物について
虫歯の治療後は、詰め物や被せ物を行う必要があります。虫歯が大きい場合には「銀歯」の詰め物や、被せ物にするケースがほとんどです。しかし「銀歯」に抵抗がある方は多いのではないでしょうか?そんな方には、リーズナブルに白い歯にできる「コンポジットレジン充填」がおすすめです。
当院では、1回の治療で本来の歯に近い見た目、色に仕上げる事が可能です。銀歯に抵抗がある方は、ぜひご相談ください。
根管治療
コンポジットレジン充填のメリット
コンポジットレジン
充填のメリット
1回で詰め物が完了する、リーズナブルに白い歯にできる、削った歯面にすぐに接着するため、感染のリスクが少ない
コンポジットレジン充填のデメリット
コンポジットレジン
充填のデメリット
技術的に難しく、人により技術力が違う。大きな虫歯の場合は適用できない場合もあり、時間が経つと、変色、摩耗がある。
予防歯科
歯の健康維持のために虫歯や歯周病を予防
当院に通っていただく患者さんには、「治療」はもちろんですが、ぜひ「予防」についても積極的に参加いただきたいと考えています。
予防歯科は、虫歯や歯周病を防ぐための診療メニューです。歯医者へは、「痛くなってから行く」「おかしくなってから行く」という方が多くいらっしゃいます。しかし、虫歯になってしまった場合、どうしても大切なご自身の歯を削る治療が必要になったり、歯周病で歯を失ってしまったりすることが少なくありません。
悪くなってからの治療は、補うことはできますが、元の状態に戻すことはできないのです。そのため、できるだけ虫歯や歯周病などにならずに健康な歯を保つため、また治療が終わった後の良好なお口の状態を保つために「予防歯科」を実践していただきたいと思います。痛くなる前に「歯科検診」や「歯のクリーニング」を行い、予防中心の歯のケアを始めませんか?生活が一気に快適になるのを感じていただけるはずです。
患者さん一人ひとりにあわせた予防メニュー
患者さん一人
ひとりにあわせた
予防メニュー
ブラッシング指導
日々の予防で最も大切なのが、歯磨きです。お口の中の環境は、一人ひとり異なり、ブラッシング(歯みがき)の方法にも“癖”があります。当院では、磨き残しのチェックを行い、正しいブラッシング方法をご案内しています。
フッ素塗布
歯にフッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯を作る治療方法です。歯の石灰化を促したり、細菌の活動を抑える効果があります。定期的にフッ素を塗布する事で、虫歯や歯周病を予防します。
シーラント
虫歯になりやすい奥歯の溝に、シーラントという歯科用のプラスチックを埋め込み、食べカスなどを溜まりにくくし、虫歯を防ぎます。
歯のクリーニング(PMTC)
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科衛生士が専用の機器を使用し施術いたします。
日々のブラッシングでは取りきれない、歯石や歯垢を歯科医院で丁寧に取り除いて、歯周病や虫歯を予防します。歯の汚れや、黄ばみ、ヤニ、ステインが気になる方にもおすすめのメニューです。
親知らず
痛み・腫れを最小限にした親知らず抜歯
「歯の奥がなんとなく痛い」「食べるときに、頬の奥の方の肉をかんでしまう」という方は、親知らずが影響している可能性があります。
「親知らず」とは、一番奥に生える歯で、17歳以降に生えてくる歯です。現代の日本人は食事環境の変化などから以前よりもあごが細くなっているため、歯がきれいにまっすぐ生えにくくなっています。曲がって出てきたりするなど、トラブルを抱えるケースが多くなっています。そのため、ブラッシングがしっかりできず、虫歯や歯周病になりやすい歯でもあります。
親知らずでお悩みの方は、一度ご相談ください。残すべきか抜くべきかを、患者さんと一緒に考え、治療法をご相談・ご提案させていただきながら進めてまいります。
痛み・腫れの少ない親知らずの抜歯
親知らずを抜いた後は、「痛い」「腫れる」などの印象があり、歯科医院での治療について気が進まない方も多くいらっしゃいます。
親知らずは、必ず抜歯が必要というわけではありませんが、正常に生えていない場合は、ほかの歯への影響やリスクを考えた上で、患者さんとご相談させていただき、抜歯するか、抜歯しないかを決めています。抜歯を決めた患者さんにも「痛みの軽減」「腫れの軽減」を考え治療を行います。
痛みの軽減のための、丁寧な麻酔
表面麻酔と、電動麻酔を使用して、しっかりと麻酔を効かせてから、抜歯を行います。表面麻酔を歯肉に塗りしばらくすると感覚がなくなりますので、針を刺すときの「チクッ」とする痛みが少なくなります。
経験豊富な医師が対応
親知らずの抜歯には、コツがあり、親知らずの生え方や、根の状態により、力の加える方向が変わってきます。当院の医師は、力を加える場所などを見分けることが可能なため、親知らずの状態によっては数分で抜歯が完了します。
難症例の対応も可能
当院では、親知らずの状態を正確に確認できる、最新鋭の歯科用CT(3次元レントゲン)も完備しておりますので、安全を確認し抜歯することが可能です。他院にて、断られた方もお気軽にご相談ください。
歯周病
自覚症状の少ない歯周病
定期検査で予防と早期発見
歯周病は、日本人の成人の80%が感染しているという報告もあります。歯周病の主な原因は、お口の中にいる細菌で、うがいだけでは除去できません。
また、きちんとブラッシングができていないと、歯垢や歯石が溜まり、その中にいる細菌が繁殖して歯肉に炎症を起こします。
さらに進行が進むと、歯を支えている骨まで溶かしてしまい、放っておくと歯が抜けてしまう怖い病気です。
しかも痛みがないため、初期段階であれば自覚症状がほとんどありません。
「歯肉が腫れている」「歯ぐきから出血する」というような自覚症状が出たときには、歯周病がすでに進行しているケースが少なくありません。「自分は大丈夫」「まだ大丈夫」と考えず、歯周病検査を定期的に受けることが大切です。
歯周病が疑われる症状
次にあげるような症状があれば、一度、当院での診察をおすすめします。
歯周病の進行について
歯周病は、歯肉炎→軽度歯周病→中度歯周病→重度歯周病と進んでいきます。
初期段階であれば歯石や歯垢をきれいに取り除くことでほとんど治りますが、症状が重くなると歯石除去だけでは治らず、場合によっては外科的な処置を行う必要があります。
歯肉炎から中度歯周病(基本的な歯周病治療)
歯周病の治療の基本は、歯に付着している歯垢や歯石をきれいに取り除くことです。
歯周病はプラーク(歯垢)や歯石が原因で起こります。しっかりと取り除くことで歯周病を治療していきます。主に、下記のような治療を行うことで、中度歯周病の方は、治癒が可能です。
ブラッシング指導
歯周病の予防や治療には、日々のプラーク(歯垢)コントロールが重要です。しっかりと磨いているつもりでも、磨き残しや、磨き癖があり、正しくブラッシングができていない場合もあります。患者さん、お一人おひとりに合せたブラッシング方法をご案内いたします。
歯のクリーニング(PMTC)
歯ブラシでは取り除けない汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使い、隅々まで汚れを取り除いて歯周病の細菌の繁殖を防ぎます。
スケーリング&ルート・プレーニング
超音波スケーラーや、手用スケーラーなどの器具を使用して、歯周ポケットの中から汚れや歯垢、歯石を取り除きます。
歯周ポケットの中をきれいにすることで、歯周病菌の繁殖をおさえ歯周病の予防と、進行抑制を行います。
重度歯周病(歯周病が進行してしまった場合の治療方法)
重度の歯周病の場合、溶けてしまった歯槽骨(歯を支えている骨)は、特別な治療を行わなければ、再生できません。
歯槽骨の再生療法(GTR、エムドゲイン)
溶けてしまった歯槽骨(歯を支えている骨)を再生するための治療方法に、「GTR」「エムドゲイン」といった方法があります。薬剤を溶けてしまっている骨の部分に塗布し、骨の再生能力を発揮させ、骨を再生する方法です。
歯ぐきの移植手術
«FGG(遊離歯肉移植, Free Gingival Graft)CTG(結合組織移植, Connective Tissue Graft)»
歯根の周りの歯肉が少ない場合や、歯ぐきがやせている場合に、ほかの箇所の歯肉を切り取って移植し、歯ぐきを増やす方法です。移植することでやせた歯ぐきを太らせます。
※上記はすべて、自費診療になります。詳しくはご相談ください。
定期健診
歯の健康状態を確認するため、検診・検査を行っています
玉川学園駅前ファミリー歯科で、実施している検査内容をご案内します。ご自身の状態にあわせが定期検診や精密検査をおすすめ致します。
歯科検診
患者さんのお口の中を隅々までチェックし、虫歯や歯周病、嚙み合せのチェックを行います。大きな虫歯や進行した歯周病は、ご自身で発見することもできますが、初期段階の小さな虫歯や歯周病は見つけられないことがほとんどです。早期発見で、治療時間短縮や治療費軽減ができるだけではなく、歯を削る量も少なくなります。
また、検診では前回との違いがないか確認したり、必要に応じPMTC(歯のクリーニング)を実施します。虫歯や歯周病の早期発見・早期治療や、治療が終わった後のよい歯の状態を維持していただくためには、3~6カ月毎の定期的な歯科検診が有効です。定期的にお受けいただくことをおすすめします。
定期検診の内容
虫歯の検査
歯周病の検査
噛み合わせの検査
歯石・色素(ヤニ、茶渋など)の検査
口腔清掃の状況確認
レントゲン検査
ブラッシング指導
歯周病検診・検査
歯周病検査は、歯肉の状態と、歯を支えている骨が溶けていないかなどを検査し、歯周病の進行に応じて適切な治療を行うために行います。
また歯周病の治療が完了した後でも、よい状態を保っていただくために定期的な検査をおすすめしています。
歯周病検査
歯周ポケットの測定
歯周ポケットの深さを測り、どの程度進行しているか調べます。
歯の動揺検査
歯に力をくわえ、どのくらいグラグラするか(歯の動揺度)を調べます。
プラーク付着検査
歯の染め出しによって、どのくらい歯に汚れが付いているかを確認します。
レントゲン撮影
歯を支えている骨が溶けていないかを確認します。
噛み合わせの検査
噛み合わせが原因で歯周病になることもありますので、確認します。