◇いい歯の日◇
2018年11月8日
こんにちは、山中です。
本日、11月8日は「いい歯の日」。
いつまでも美味しく食事をとるためには、毎日のお手入れで健康な歯を保つことが重要です。
最近の子供たちの歯は、以前に比べ、虫歯の保有率が少なくなってきました。
これは、虫歯になった後の疾病治療から、虫歯を未然に防ぐ予防治療へ切り替わり、その取り組みが高まったからだと言われています。
しかし、おうちの方の仕上げ磨きなどを卒業し、永久歯が生えそろった歯を自分で管理するようになってくると虫歯が増えてくる傾向にあります。
小学生高学年ころから注意が必要になります。
もし虫歯が確認できても早期治療を果たせば、色々な意味での「痛み」は小さいレベルで済みます。
虫歯は基本的に、放っておけば治るようなものではありません。
お子さまへ「正しい」歯磨きの習慣をつけさせるのはもちろん、歯の違和感などを覚えたら、すぐにおうちの方に教えて治療にあたらせることも伝えておくといいでしょう。
また、すべての年齢層において年々保有する平均歯数は増加してきています。
現在、平均値で20本以上保有する年齢層は69歳までとなっています。
平均寿命は、女性では86.41歳、男性が79.94歳である日本において、歯の本数は長寿に追いついていない現状となっています。
また、自分の歯をできるだけ多く残すためにかかりつけ歯科医院で定期的な管理を受けること、一度歯を失うと補綴物と言って人工物で補い、機能が落ちないよう定期的にチェックを受けることは非常に重要と言えます。
歯とお口の健康を考える「いい歯の日」。
「いい歯の日」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」推進の一環で日本歯科医師会が制定しました。
ずっと自分の歯で長い人生を送るために、たとえ小さいことでも気になることがあればお気軽にご相談ください☆