ドライマウスと思ったら
2017年11月28日
こんにちは、山中です。
冬が近づき、空気の乾燥しやすい季節になってきました。
朝起きると、お口の乾燥や喉の渇きも気になりますよね。
お口の中が乾燥していると風邪にかかりやすいだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
日常の生活の中で、口の乾きが気になったり、ふと口臭に気づいたりするとき、それは、「ドライマウス(口腔乾燥症)」のサインかもしれません。
ドライマウスは、なんらかの原因で唾液の分泌量が減って口の中が乾いた状態になる症状。
具体的に、ドライマウスになったらどんな症状があらわれるのでしょうか。
◇初期段階の症状◇
軽症のうちは、口の乾きによる「口のネバツキ」「食べ物が飲み込みにくい」「歯垢(プラーク)の増加」「口臭」という症状が見られます。
◇重度の症状◇
口の中の乾燥が原因で「舌のひび割れ」が起こったり、それにともなって「舌の痛みで食事がとれない」ような状態になることがあります。
「しゃべりづらさ」や「強い口臭」を感じるのもより重症なドライマウスの症状です。
ストレスや更年期障害、加齢、病気、食生活、薬の副作用等、様々な要因で唾液が減少し、ひどくなるとドライマウスになってしまうので日々のケアがとても大切です。
以下の項目で、3個以上該当するものがあればあなたもドライマウスかもしれません。
ドライマウス症状があるときの予防方法としては、よく噛むこと。そして、ストレスをためないようにすることが最も大切です。
その他にも、次のように行うこともおすすめです。
・小まめに水を飲む
(口の乾燥を防ぐほか、唾液の分泌を促します。)
・カフェイン、アルコール、ニコチンを減らす
(カフェインやアルコール、ニコチンは利尿作用があり、体の脱水状態になり、ドライマウスを引き起こします。取りすぎには注意が必要です。)
・マウスピース、閉口テープ、マスクなどで睡眠時の乾燥を防ぐ
「最近良く口が乾くな」と思ったら、予防をしてみましょう。
それでも気になる方は、放っておかずに病院の医師に診てもらいましょう。
受診する診療科は、歯科医院でもいいですし、口腔内科や口腔外科でも大丈夫です。
お口の健康のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください☆