知覚過敏について
2017年5月15日
こんにちは、山中です。
暑い季節はアイスクリームや冷たい炭酸飲料がおいしいですよね。
でも。。。
冷たい物を食べたり飲んだりする時に、虫歯でもないのに一時的に歯がしみる事はありませんか?
このような痛みを感じている方は、知覚過敏の疑いがあります。
実は日本人の約3人に1人が知覚過敏であると言われています。
要因としては、歯ぐき後退(歯周病含む)、強すぎるブラッシング、歯ぎしりなどによって少しずつ悪化していきます。
代表的なものとしてコーラやサイダーなどの炭酸飲料、ビールやワインといったアルコール類も同じです。
また、柑橘系の果物や梅干し、酢の物もそうです。
酸性の食べ物は長時間口に含み続けたり、過度な摂取を行うことで、歯が溶ける「酸蝕歯」という病気のリスクが生じる恐れがあります。
予防としては・・・・
酸性の食べ物を食べた後は、積極的に酸を中和する牛乳やチーズなどの乳製品を摂取する。なかなか難しいときは、
まずは食後は水などで口の中を軽くゆすぐ!歯のエナメル質に硬さが戻ったころ(30分くらい)経ってからハミガキをしましょう☆
知覚過敏は、歯のエナメル質の内側にある「象牙質」と呼ばれる歯のやわらかい部分の露出が原因で起こります。
健康な歯の表面はエナメル質で覆われ、外側からの刺激を遮断する役割を果たしています。
エナメル質がはがれたり、歯周病や加齢で歯グキが下がったりして象牙質が露出すると、象牙細管という細い管を通じて歯髄に直接刺激が伝わるようになり、シミる不快感や瞬間的な激痛を引き起こします。
硝酸カリウム入り歯磨き粉を使った場合(ex:シュミテクト等) 硝酸カリウムが痛みを感じる部分に保護バリアを形成し、外部からの刺激の伝達を防ぎます。
ご相談いただいた患者さまにはシュミテクトのサンプルをお渡ししております。
是非、お気軽にご相談にお越し下さい☆